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能島海賊プロジェクトとは?

村上水軍の一派、能島水軍が水軍城を設けた能島は、瀬戸内海のほぼ中央、伯方島と大島との間に位置しています。
宮窪瀬戸の東側で能島と鵜島とが流れを遮るような位置にあることから激しい潮流を生み、渦巻く急流は桜鯛を始めとする多種多様な身の引き締まった美味しい魚介類の産地と有名です。

近年能島近郊では観光客が減少し地場産業は大打撃を受けています。そこで地元漁業組合連合協力のもと 地域の企業が協力し合い地元の新たな名物の創造と歴史の融合を目指し能島海賊プロジェクトを立ち上げました。

海底熟成酒

村上海賊の本拠地として知られる能島沖水深17mでじっくり熟成されたロマン溢れる地元を中心とした美酒を存分にお楽しみください。

海洋熟成酒ができるまで

海洋熟成酒とは?

今は昔、中世の時代「沈没してしまった輸送船から引き上げられたワインが非常に美味しくなっていた」というようなケースがあり、そこから熟成法が考案されました。

ワインを始めとする酒類は環境の大きな変化に影響されやすく、熟成過程において、その酒類に適した環境を一定に維持し続ける必要があります。
光が届きにくい深い海中では温度や環境がほとんど変化しないため、特殊な設備がなくとも熟成が可能になります。

またある説によると、海中には波や音、生物の活動による細かな振動が絶えず発生しており、それがお酒の熟成を促進させたり、口当たりがまろやかになる効果があるとも言われています。